母国語を学ぶことの大切さ。まずは日本語を!


私は現在、幼児~中学生までの生徒さんに英語を教えています。

今年からは、公立小学校でも英語が必修になったため、一気に生徒が増えてしまいました。
自分で英語を教えている立場ではありますが、実際には、英語はそれ程必要とは思えないのです。

海外旅行に行く時、道で外国人に訪ねられる時、そんな時には確かに英語が少し出来れば便利だろうな~と思うでしょう。
ですが、英語よりもっと大切な勉強があります。
それは、国語の読み書きと、自国の歴史や伝統、文化を知る事です。


自分の生まれた国の言語を知らないで、他国の言語を学んでも意味など無いのです。

先日、「間」という歌舞伎などでよくつかわれる単語について書きましたが、
この漢字一文字の「間」には、多くの意味があり、外国語で100%説明することは不可能です。
日本語と比べても、英語の勉強はとても簡単だと言えます。


英語に限らず、外国語の勉強は中学生からで充分です。
語学と言うものは、子供たちにとって「サッカー」だったり「登山」だったり「音楽」と同じような趣味の一つと捉えるほうが良いと思っています。


これから長い人生を生きて行く上で、「英語が出来ればチャンスを逃すことは無かった!」と後悔する人はどれ程いるでしょうか。

まずは、自分の国の言葉や歴史、産業、文化の素晴らしさに目を向ける。
もう少し大人になってから、外国の文化や言語に親しむ。

おむつの取れない3歳児に英語を学ばせるのは、ある意味「虐待」と感じる時もあります。
親は他人と比較したり、宣伝に煽られたりして、焦らない事です。

中には、麻生元総理大臣の様に、漢字よりも英語のほうが得意な日本人もいらっしゃいますが、それは得手不得手による結果論です。

格調高い日本文化を、もっと義務教育の授業で取り扱うべきですが、その邪魔をしているのが「日教組」ですから、それに乗せられないように注意して下さい。

その意味では、自国こそが最高だと信じている韓国人の「ウリナラ・マンセー」は、ある意味立派だと言えます。


日本文化キーワード事典から。
※「間」とは:



間とは時間的休止、あるいは空間的な空白を意味しますが、単なる空白ではありません。

伝統的な日本の芸術、特に能、歌舞伎などの演劇、踊り、音楽、話芸あるいは絵画などを実践したり批評したりする際のキーワードともなり得る概念です。

この間はリズムと呼吸とに大きく関連し、もともと音楽の概念であったものが他の芸術分野に転用されたものです。演劇では余韻を残すために台詞や動作の間におく不動の姿勢となり、音楽では演奏者の解釈次第によって間の取り方が違います。

絵画では、何も描かない余白の部分が全体に与える効果が重要です。
このように、何もない無が全体の動きや表現に大きな影響を与えるのです。

※「英語による解説」
Ma(Interval in time or space)
Ma means an interval in time or space, but it is not simply a blank.

It is a concept that can even be the key word when practicing or commenting on traditional Japanese art, especially theater such as Noh and Kabuki, dance, music, storytelling, and painting.

This ma is closely connected to rhythm and breathing, and is originally a concept from music that was applied to other fields of art.

In theater, it is realized by a kind of stillness inserted in spoken lines or between actions to leave suggestiveness, and in music, ma is realized in different ways according to a performer's interpretation.

In painting, the effect of empty space on the whole is important.
Thus, the void containing nothing considerably affects the movement and expression of the whole.

引用:日本文化キーワード事典
http://www.japanlink.co.jp/ka/
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by mamimami77772 | 2011-11-13 12:10 | 日本の技術や伝統文化
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