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【対馬】宮中献穀記念 日本の伝統行事・神事を守ろう!(朝日新聞より)

2014年1月10日 


         宮中献穀記念


対馬豆酘(とうず) 赤米神事を存続させる会が 『 赤米神田 』 の石碑を建立


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主藤公敏さん(画像は対馬市 島おこし協働隊の facebook からお借りしました。)



対馬新聞一月一日号 から抜粋

対馬豆酘(とうず) 赤米神事を存続させる会が 『 赤米神田 』 の石碑を建立
 豆酘の赤米(あかごめ、あかまい)は、日本の稲作伝来地とされ、頭仲間による一年の交代の神役で継承されてきた。
『 豆酘赤米行事 』は、国選択無形民俗文化財(平成14年1月)にも指定されている。

年間10回もの神事等、体力的にも精神的にも金銭的にも負担が多く、その伝承者が現在、主藤公敏さん(63歳)一人となっていることから、対馬豆酘赤米神事を存続させる会(佐護哲也代表)が、広く全国へ募金を求めるなど、数年前より支援してる。

昨年は、対馬から76年ぶりとなった宮中献穀事業(宮中行事の新嘗祭における献穀)を無事済ませた厳原町(いずはらまち)豆酘の赤米神田に、このほど記念石碑が建立され、12月12日に除幕式が行われた。

(石碑の)文字は同支援者の一人、東京在住で日展会友篆刻(てんこく)家、小田玉瑛氏の提供によるもの。歌手で赤米大使の相川七瀬さんからも、コンサートの度にファンに募金を募って頂いた。
★ 相川七瀬さんの公式ブログから 対馬の赤米が真っ赤になった(^_^)

ここまで抜粋============================


対馬の赤米刈りを伝える次のような記事が、朝日新聞に掲載されていました。

何かと批判されがちな朝日新聞ですが、他社が報道しない日本の伝統行事をきちんと国民に伝えてくれるのもまた、朝日新聞の特徴です。



宮中献上、赤米刈りおごそか 長崎・対馬  朝日新聞DIGITALから記事、画像共に転載  動画の後半に、相川七瀬さんが登場します。




11月23日に宮中で行われる新嘗(にいなめ)祭で神前に供えられる米を収穫する抜穂(ぬいぼ)祭が14日、対馬市厳原町豆酘であった。

献上されるのは国の無形民俗文化財「赤米神事」で知られる古代米の一種の赤米。豆酘以外では鹿児島県の種子島と岡山県総社市に神事として伝わるとされる。  
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<赤米を栽培した主藤公敏さん、紀佐子さん夫妻(中央手前)が最初に稲を刈った。右は財部能成市長=対馬市厳原町豆酘>

この日は、赤米神事の継承者で栽培を担当した近くの主藤(すとう)公敏さん(63)、紀佐子さん(63)夫妻をはじめ、伝統的な田男と刈女の装束を身につけた地元の小学生らが稲を刈り取った。

対馬、総社両市の「赤米大使」を務める歌手の相川七瀬さん片岡聡一総社市長も鎌を手に田に入った。

主藤さんは「台風で稲が倒れるなど大変なこともあったが、皆様のおかげで収穫できた」と話した。
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収穫された米は30日に皇居である献穀献納式で献上される。
(画像も朝日新聞DIGITALから )

ここまで転載============================


ミニ解説 Wikiから引用
●民俗学者の柳田國男は、赤飯の起源は赤米であると主張している。

●日本では明治以降、赤米が全国的な撲滅の対象となった。そうした状況の中、3つの神社で神事用に赤米が栽培され続けた。
岡山県総社市の国司(くにし)神社、長崎県対馬市の多久頭魂(たくずだま)神社、鹿児島県種子島の宝満(ほうまん)神社である

●豆酘:対馬の南端にある集落の名前。
●赤米:神事に使われる。対馬の赤米は島の外に出すことが出来ない。



ところが、その赤米の流れを汲む赤米のもち米が「田ノ浜とらやま 共生米」と一緒に届きました。 
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「田ノ浜 田んぼのオーナー制度」事務局の關さんから、次の様なメールが届きました。
「 田ノ浜で試験栽培したため、オーナーの皆さんに食べていただこうとの思いで少量ですがお送りしたそうです。

食べ方としては、他の米に少量混ぜていただくとほんのり赤い色がついて色を楽しむことが出来るとのことです。

どの程度入れるかは好みによるそうですので、いろいろとお試しいただければ幸いに存じます。」



そこで早速、白米10 対 赤米1 の割合で炊いてみました。お赤飯のようですね。神聖な気持ちでじっくり味わいながら頂きました。

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by mamimami77772 | 2014-01-10 20:03 | 対馬へ行こう!キャンペーン | Comments(0)

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